まちづくり
一般公開
2019.05.02
コスパ新下関(山口県下関市)
形態
事業用借地・土地区画整理
計画年
1996年8月
OPEN
2000年7月
総事業費
1,072,751,000円
計画面積(m2)
58,384 m2
建物数
20
店舗数
39
まちづくりのきっかけ
新下関地区にある約17,000坪の区画整理組合方式での開発途中で弊社に相談をいただきました。通常、土地区画整理事業は宅地開発を目的とすることが多いわけですが、ここは利便性が高いため、商業開発を目的とした開発です。また、弊社にとっても第一号の商業開発事例となりました。
30名近い地権者様から土地を事業借地し商業開発をさせていただきました。
まちづくりのポイント
- 敷地形状や広さから適切なテナント構成と配置を考え、まず商業施設のキーとなるテナントの誘致を行いました。コスパ新下関は生活密着型商業施設。地域の方々から愛され、日常生活の利便性向上のお役に立ちたいと考えています。これらの思いから、スーパーマーケットやホームセンター、物販や飲食店、生活に必要となるテナントを誘致しました。
- 駐車場は全て無料の開放方式です。1台あたりの駐車スペースを、2.5×5.0と広く取り、女性でも楽に駐車できる配慮をしています。また、利用時間が被らないよう店舗を配置することで、適量の駐車場台数を確保し、建物面積を最大限としています。
- 「コスパ新下関」がグランドオープンしてから約5年後に、第二駐車場へ医療モールを併設。2024年にはさらに複合医療施設・呉服店・飲食店が新規開院、オープン予定となります。これにより相乗効果が生まれ、商業施設の付加価値を上げることとなった。
開発の特徴
土地区画整理事業で開発され、道路を除いた土地約14,000坪全てを地権者様から事業用借地させていただきました。なるべく広く有効活用できる土地を残したため換地率が約80%と、通常の1.5倍以上の好条件で地権者様へ変換することができました。
また、弊社にとっても事業用借地させて頂いた土地に商業施設として建物投資や土地事業用借地させていただいた。これをきっかけに商業開発事業を軌道に乗せることが出来たといえます。